沖縄カヤックセンター

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カヤックセンター紹介

旅のかたち 沖縄カヤックセンターで行っているツアーは、そのほとんどがキャンプ旅のスタイルをとっています。
それも、そのときそのときの季節の風や潮を読みながらルートを決めて渡り歩く“渡り鳥の旅”といえるでしょう。
風土がはぐくむ季節感やそこに暮らす人との新鮮なふれあい。わくわくする気持ちを味わいながらその土地を体感するよろこびを共有できれば、ガイド冥利につきるというものです。カヤック旅を通して、人々との偶然の出会いのなかでささやかな親切や心遣いに触れたときの心地よさは、忘れることの出来ない思い出になります。
これまでの20数年間、ケラマ海域をはじめ伊平屋伊是名列島・奄美諸島・八重山諸島などの南西諸島全域。それに、広島から四国にかけた瀬戸内海をめぐり。さらに、メキシコはバハ・カリフォルニアのコルテス海でのアイランド・ホッピングなどなど、いろいろなところでツアーをやってきました。
それぞれの海を取り巻く自然の美しさや、そこに暮らす人々の人情の機微に触れるおもしろさを発見できれば……、そういう思いをかたちにしてきたのです。

地球と遊ぶ カヤックで海をゆく魅力とは? それは、水平線に広がる世界を自分の意識の中にとり込んでいく水平な目線のおもしろさと、その広がりの中にぽつんと存在する微小な自分を俯瞰する垂直の視点のおもしろさを同時に味わえることです。
遥か水平線に浮かぶ島々へ渡り歩くときの、高揚感とつらさと心地のよさの入り混じった不思議な感覚。地球の上に確かにいると思える“目覚めた意識の感覚”は、街の生活ではなかなか味わえない醍醐味です。
地球を自身の意識にどのように取り込むか。それには、太陽系の運動まで世界を広げてイメージすることが大事です。たとえば、太陽の熱は季節ごとの大気に力をあたえ、風をおこし雲が生まれて地球をめぐります。月と太陽の引力はお互いに海を引っ張るので、海面は周期的なリズムで日々刻々と変化しています。そして、それらの動きの狭間に陸地が横たわって潮流と波が生まれるのです。その運動には、我々の理解を超えた膨大なエネルギーが関わっているのでしょう。その上にいる私たちは風前の灯火のようにはかない存在です。だから万全の注意を怠らないで海に漕ぎ出すのです。
そして、驚きに満ちた海原を歩くように移動するカヤック旅のおもしろさは、湧き出でる泉のように尽きることがありません。

沖縄カヤックセンター代表:仲村忠明




浜に暮らす衣食住 古い昔の中国では、旅といえば野宿でした。そのため宿営地で火をおこすのに斧や薪を持っていったところから、旅費のことを『資斧』と言っていたそうです。現代の日本では、なかなかそうは行きません。ここ沖縄でも、浜でのキャンプや焚き火が禁止される地域が増え、自由に浜を渡り歩くことが難しくなっています。このようなカヤック事情の中でも、沖縄カヤックセンターでは島や浜を渡り歩くときには野宿にこだわっていきたいと考えています。それは、海を歩く旅の意味を考えるとき、どうしても外せない要素だ。と、考えるからです。そんな、時代に逆行するカヤック旅の心得について“装備は簡素に楽しみは優雅に”を基本に考えていきましょう。

  • 衣について
    野人や“着たきりすずめ”のように、着替えは出来るだけ少ないほうがよいでしょう。季節や天候を考えて用意することも大切です。昼間の行動服と夜の休息服、それに雨風対策のシェル、日差し対策の帽子とサングラスなどは必ず持っていきましょう。
  • 食について
    おいしいということは重要な要素です。カヤック旅の食卓では一汁一菜を基本に自然の恵みを盛り込んで季節感を味わえるようにしています。もちろん煮炊きは焚き火で、修行僧の食事や兵糧などを究極の目標と考えています。
    ※飲み水は1日2リットルを目安に個人で確保してください。
    ※酒などの嗜好品は個人で用意します。そして、飲むときはみんなで楽しみましょう。
  • 住について
    基本はテントです。コンパクトで風雨に強く、夏の暑さにも快適なように通気性も考えて用意しましょう。女性には着替えが出来るよう、内部空間に余裕あるものがおすすめです。ワイルドに暮らしたい方は風雨よけのタープだけで過ごすのも楽しいでしょう。しかし、ヤドカリの安眠妨害には注意が必要です。
  • 排泄について
    カヤック旅のキャンプ地でトイレがあるのまれです。それでも人は排泄をします。では、どこで……。
    排泄物が速やかに分解するシステムを考えましょう。ふつうは草の生えている根元を掘り、用を足します。そのとき、あとから来た人が掘り返さないように埋め戻したところに目印があるとうれしいです。
    紙は燃やすというのが一般的ですが、廻りに燃え移らないようにしましょう。わたしの場合はインド人のように水で洗うので紙はほとんど使いません。
  • ゴミについて
    不要になったもの、自然に分解されないもの、全てをまとめて街まで持ち帰ってください。