沖縄カヤックセンター 沖縄でのシーカヤックやトレッキングの名人でアウトドアの料理人  仲村忠明の一味 

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 野蒜(ノビル)

野蒜は日本全国的に見られる野草で、野原や河原などですこし注意して探すと、だいたい見つける事ができる。

蒜(ヒル)とは、古来ニンニクのことを指し、沖縄ではいまでもヒルと呼ぶ。

だから、野にあるニンニクというわけで、野蒜というのだろう。

食べ方としては、生がいい。

球根の部分を味噌につけてかじると、ほのかな甘みにヒリッとした辛み、それに口のなかで広がる韮のような香りが酒に合う。

これをかじると、どういうわけか頭がスッキリする。

葉っぱの部分も捨てないで使いたい、味噌汁などの薬味にすれば野外の食卓がおしゃれになる。

となりにあるのは、畑海苔。沖縄では、モーアーサという。

名前のとおり、野に生える海苔である。これも食べる事ができる。

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 ハマアザミの味噌漬け

浜辺の少し高いところに、トゲのよろいに身を固め、白い花穂のかんむりをかぶって凛と立っているのは、ハマアザミ。ジャンヌ・ダルクような、自由な気高さがその姿にはある。
そんなハマアザミを見つけると、わたしは失礼を覚悟で、その根元を掘ってみるのだ。砂の中から、すんなりと伸びた白いおみ足がでてきたら、おいしそうなやつから数本失敬して、はし休めとして頂戴することにしている。
これを湯がいて、味噌としょう油の合わせたものに漬けこんで、味噌漬けにする。その気高い香りと、しゃりっとした歯触りは、絶品である。浜辺の朝食で、これを口にふくみ、フランスの自由の女神を想うときは、至福の時間になる。

もちろん、そんな時は、ホットケーキと紅茶にはちみつ、それにハマアザミの味噌漬けが意表を突いて、おもしろい。